001【総合】根本的な問題解決方法(前編)

001【総合】根本的な問題解決方法(前編)

アインシュタインが遺した人類にとって最も重要なヒント

2022/6/18

こんにちは、今日の特別講義は「総合」です。 テーマは「根本的な問題解決方法」について。
では、授業を始めます。

■偉人の格言のなかで、一番憶えておくべきもの

みなさんは、歴史上の「天才」と聞くと、誰の名前を思い浮かべますか?
レオナルド・ダ・ヴィンチ、エジソン、釈迦、スティーブ・ジョブズ……他にもたくさんいますね。
でも今日、俎上に載せたいのは、アインシュタインです。アインシュタインはこんな格言を遺しています。
問題は、それが起きたのと同じ次元で解決することはできない。 You can never solve a problem on the level on which it was created.
この現象を、ぼくは「同次元問題」もしくは「直接解決の不可能性」と呼んでいます。

■重要なのは、一段高い場所に上ること

人でごった返す空間に自分自身もいた場合、なにをどう整備すればいいのかわかりません。けれどもし、二階からフロアを見下ろすことができたなら、引くべき補助線、最適な空間のデザインがすぐにわかるでしょう。
それは視点の次元、思考の次元が上がったからです。
お金がない人は、つい「どうしたらお金を手に入れられるか?」と考えがちです。けれどそれは問題を同じ次元で(直接的に)解決しようとするアプローチのため、うまくいきません。
お金が欲しいと望むなら、「そもそもお金(の本質)とはなにか?」や「自分が手に入れたいものは、本当に『お金』そのものなのか?」と視点(次元)を上げることで、より有効な糸口を見つけることができるようになります。
同じ次元で解決しようとすると、場当たり的、対処的な方法になることがほとんどです。人でごった返す空間の例に戻ると、もみくちゃにされながら同じフロア内で状況を改善しようと思っても、根本解決は難しいでしょう。

■さっそく結論、次元を上げよう

今日のテーマは「根本的な問題解決方法」について、でした。そして結論はもう出ました。シンプルに、
  • 次元を上げる
です。以上、お疲れさまでした。今日の講義はここまで……と言いたいところですけれど、そうはいきません。新たな議題が発生しました。
そう、「じゃあ、どうすれば(思考の)次元が上がるのか?」です。
次はこのテーマについて考えていきましょう。

■次元とはなにか?

先ほどから当たり前のように、次元、次元、と唱えてますが、そもそも「次元」とはなんなのか?
手元の『新明解国語辞典第七版』によると、次元とは
[数学で]その図形(空間)内の点の位置を表わすのに必要にして十分な独立した実数の個数。(点は零次元、線は一次元、面は二次元、立体は三次元など。その図形内を動く点の自由度を表わす)
とあります。わかったような、わからないような気がしますね。
厳密な定義は別として、ぼく個人はいろいろと(7年くらい)考えつづけた結果、以下の言葉に集約させることにしました。
  • 次元とは、「時間」と「空間」の比率である
つまり、次元の最も低い状態(0次元)とは、「時間10:空間0」の世界。逆に最も次元が高い状態(仮に6次元)では、「時間0:空間10」です。ぼくらは例外なくその狭間を生きています。
今日は最初の授業なので、まだ「そういうものか」となんとなくわかった気になってくれれば大丈夫です。今後もぼくのする話、ロジックの背景には必ずこの次元感覚が横たわっています。さまざまな講義にふれるなかで、体感的に理解できるようになってくるはずです。
補足:超ひも理論では、世界は11次元だと考えられています。ですが、次元には「巻き上げ」という概念があり、あまりに小さい世界の次元については、ぼくらには体感的理解が難しい(関係ない)ので、今後も思考の材料となる範囲に限定した独自の7次元モデルで論理展開します。

■もう少し、次元とはなにか?

三度、人でごった返す部屋の話に戻りましょう。
自分が同じフロア(空間)にいるとき、いま全体がどういう状況なのか、何人いて、どこで誰が何をしていて、どういう部屋の配置やつくりで、けっきょくのところ、何が原因でこんなことになっているのか。
理解しようと思ったなら、人の波をかき分けながら、部屋中を動き回らなければいけません。それでも、自分が動き回っている最中にも、他の人も動きますから、すべてを完璧に(空間として)把握するのは至難の業です。
しかしながら、二階に上がるとどうなるか。ぱっと見て、部屋の全体像が視覚的に把握、理解されます。先ほども述べたとおり、これが「次元が上がる」ということ。
言い換えれば、「次元が上がるとは、時間が空間化すること」です。
一次元低い状態では「時間(をかけることで理解する対象)」だったものが、一次元高い状態では「(時間を必要とせず)空間(として理解できる対象)」になるわけです。複雑に見えていたものが、単純化されます。
これが、ぼくが「次元とは、時間と空間の比率」だと考える所以(ゆえん)です。

■決着、次元の上げ方

これで、2つ目のテーマの結論が出ました。「じゃあ、どうすれば(思考の)次元が上がるのか?」の答えは、
  • (空間に占める)時間の割合を減らす
もしくは、
  • (現在の次元における)時間を空間化する
となります。要は同じことを言っているのですが、こう考えることで、解決すべき問題や課題が表れた際の、取るべきアプローチが見えてきました。
センスのいい人は、もう方向性を理解して、自分で具体的方法論まで導き出せるかもしれません。ぼくが今用意している方針は3つです。それらを知って得心するだけでも、人生はずいぶん変わるでしょう。次回はその話をします。
では、今日の授業「根本的な問題解決方法(前編)」はここまでです。
また次回。

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